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「データドリブンHR」という言葉が溢れる昨今、表面的な数値の良し悪しに一喜一憂している人事担当者は少なくありません。しかし、真のデータ活用とは、組織の現状を“クリア”にし、未来への“確信”を持つためのものであるはずです。単なる評価や判定のためではなく、組織の現在地を正確に捉え、その先の打ち手に確信を持つためのものではないでしょうか。

こうした問題意識のもと、データの“見方”そのものを問い直す実践の場として行われたのが、2025年度のコンソーシアムです。今回、その取り組みに参加し、「これまでの人事施策が180度変わるほどの衝撃を受けた」と語るKMバイオロジクス株式会社の人事担当者の方にお話を伺いました。

Q. 今回、コンソーシアムに参加して得られた “一番の収穫”は何でしたか?


これまでもエンゲージメントサーベイは活用していましたが、本コンソーシアムで学んだ「データの扱い方」は、これまでの常識とは全く異なるものでした。


一般的なツールは「スコアが高いか低いか」で問題の有無を判断しますが、本コンソーシアムでは数値の上下だけでなく、成果指標との相関など、多角的な分析手法が語られます。その視点を持つことで、自社の現状が驚くほどクリアに見えるようになりました。


これまで取り組んできた人事部としての施策が180度変わってしまうような、まさに「革命的」なポテンシャルをデータドリブンHRの中に感じられたことが、一番の収穫です。


Q. 今回実施した「1on1サーベイ」を通じて、どのような手応えがありましたか?


結論から申し上げると、「やって本当に良かった」です。


これまでは1on1を実施すること自体が目的化しがちでしたが、今回のサーベイを通じて、目標達成のために、どのような1on1を行うべきかという手段の面での解像度が劇的に上がりました。人事として、やっと本来の仕事をしているという手応えと満足感を得られています。


一方で、大きな課題にも気づかされました。それは、私たち人事担当者の数字を読み解く力の不足です。データがあっても、それを解釈する力がなければ社内の議論は一歩も前に進みません。しかし、これらを使いこなせるようになった先に、組織が劇的に変わる可能性を強く確信しています。


Q. 研究会の場で、他の参加者から受けた刺激はありましたか?


まず、「頑張っているのは自分一人ではないんだ」と思えたことが、何よりの救いでした。


また、「単にデータで正論を突きつけるだけでは組織は動かない」というお話も深かったです。現場の管理職にどう届けるかという「リアリティ」や、そこにある「人間模様」を考慮する重要性。これは、泥臭く現場と向き合ってきた参加者同士だからこそ分かち合える、非常に実践的な知恵でした。

2026
Consortium

Science of intervention

介入の科学 コンソーシアム

​コンソーシアムの概要

Participant Interviews

2025

人事の施策が180度変わる“革命”を体感した

── スコアの先にある“組織の真実”を読み解く力とは

KMバイオロジクス株式会社

業界:

化学・製造業(医薬品・製薬メーカー)

従業員数:

2,032名(※2025年6月)

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